函館アリーナと日吉多目的グラウンド、大会・合宿誘致に本腰

update 2013/10/24 10:09


 函館市と市教委は、2015年8月開業予定の函館アリーナと日吉多目的グラウンド(仮称)へのコンベンションやスポーツ大会・合宿の誘致活動に本腰を入れる。23日までにPRパンフレットとリーフレットが出来上がり、16年3月予定の北海道新幹線開業を見据えて関係団体へのアピールを強めていく方針だ。

 市によると、アリーナと日吉多目的グラウンドへの行事誘致は昨年度から各関係団体に対して照会を行っており、全国規模のスポーツ大会や大規模コンベンションなど、現時点で約30件の打診があるという。

 加えて、大規模コンベンションの参加者が市内で使う飲食、物品購入などの消費額は「平均5〜6万円」と市コンベンション推進課。昨年度の宿泊客平均額2万9568円を大幅に上回る経済波及効果が見込まれることから、開業2年前から誘致活動を強めることにした。

 アリーナはパンフレットとリーフレット、日吉多目的グラウンドはリーフレットのみを作成。アリーナのパンフレットは観光コンベンション部が作成し、コンサートや大規模集会・展示会など、コンベンションの中身に応じた使い方に重点を置いた内容として首都圏の代理店や市内ホテルに配布する。

 一方、リーフレットは市教委が作り、各スポーツ種目別の使いやすさを中心に説明している。多目的グラウンドのリーフレットは、隣接する日吉サッカー場や根崎ラグビー場との連携のほか、北斗市と七飯町のグラウンドも紹介し、道南圏への誘致も踏まえた内容とした。各競技団体やスポーツ合宿を行う企業に売り込んでいく方針。

 パンフレットは1000部、リーフレットは5000部を作成。市教委は「交流人口をより多くするには2年前から活動しなければ間に合わない。パンフ、リーフで直接的な関係先へのアプローチを強めたい」としている。

提供 - 函館新聞社


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