蒜沢川河畔 緑豊かに…NPO、七飯の園児と植樹

update 2013/10/22 13:31


 函館のNPO法人「北の森と川・環境ネットワーク」(影山欣一代表理事)は21日、蒜沢川河畔林(函館市桔梗町)で植樹活動を行った。河畔林の再生を目指すプロジェクトの一環で、近くの認定こども園「どんぐり」(七飯町大川7、斎藤恵園長)の園児42人が一緒にクリなどの苗木を植えた。

 植樹は本年度で7回目。どんぐりを皮切りに、22日に函館三育小、25日に函館中の沢小の児童も参加する。

 同NPOによると、砂防工事に合わせて両岸に順次植樹。昨年度までに49樹種4800本を植え、本年度は21樹種266本を植える計画だ。地元の樹木から種を採取し、畑で苗高30a以上に育てるため、根が丈夫で活着率が95%超という。

 植樹場所は函館側の左岸で、クリ、キタコブシ、ヤマザクラ、サンショウの苗18本を用意。掘った穴に苗を入れ、子どもたちがショベルで丁寧に土をかぶせた。また、植えた木の周りに石を置いて保護した。

 中谷流唯ちゃん(5)は「植えるところが楽しかった。大きく育ってほしい」と笑顔。影山さん(70)は「初年度(2007年度)に植えた木々は既に森になっている。間伐もしながら、豊かな森を取り戻したい」と話していた。

 道と砂防工事計画について基本合意し、2004年にNPO認定を受けた。再生プロジェクトは18年度までの15カ年計画。

提供 - 函館新聞社


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