赤松海道 冬の支度、こも巻き体験会
update 2013/10/20 10:20
【七飯】赤松街道を愛する会(寺沢久光会長)は19日、町鳴川の国道5号で、マツを害虫から守る活動「赤松こも巻き体験会」を行った。ボランティアの町民ら約50人が参加し、アカマツの冬支度を進めた。
秋の風物詩で今回が9回目。こも巻きは、マツの葉を食べる毛虫が草むらで越冬する習性を生かし、幹に巻かれたこもの中に地上に降りる毛虫をためて退治する仕組み。
開会式で、寺沢会長は「地域住民がアカマツを慈(いつく)しみ活動するのは大事なこと。今日は協力をお願いします」とあいさつ。馬場修一副町長が「アカマツの並木は町のシンボルとして心を和ませてくれる。保全活動に参加していただきありがとうございます」と謝辞を述べた。
参加者はNPO法人函館エコロジークラブの指導を受けながら、沿道約500bにわたりアカマツにこもを巻いていき、約70本の作業に汗を流していた。
樹木医の斎藤晶さんは「今年は毛虫が多い。安全で自然にやさしいこも巻きを続け、立派なマツを大事に育てていきたい」と話していた。
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