道学校給食調理コン 函館から野崎さんと向山さん出場へ
update 2013/10/17 10:10
学校給食従事者の魅力ある献立づくりや衛生管理、調理技術の向上につなげる北海道学校給食調理コンクールが18日に、札幌市内で初めて開かれる。函館市内から、千代田小学校栄養教諭の野崎茜さん(23)と桔梗中学校で調理員を務める向山由紀子さん(56)が出場。函館産のコンブや野菜を使用したメニューで挑戦する。
道教委と北海道学校給食会の主催。書類による一次審査を通過した札幌や十勝地方の5組が出場する。
コンクールで競う献立は、ご飯に合う地場産食材を使用し、給食として大量調理が可能なもので、児童、生徒への献立の狙いが明確に伝わるもの。1食あたりの単価が道内中学校の平均価格278円以内などの制限があり、調理時の衛生管理やチームワーク、試食によるおいしさなどが評価される。
野崎さんらは主菜に北海道の郷土料理「石狩汁」、副菜に函館産の間引きコンブを使用した「昆布と大豆の甘辛煮」、七飯産のリンゴを添えるメニュー。ジャガイモやニンジンといった函館や近郊産の野菜をふんだんに使用している。 普段の大量調理とは違い、コンクールでは8人分を用意。2人は打ち合わせをして、役割分担や時間配分などを確認し、本番に備えている。
野崎さんは「地場産食材の活用が広がっている函館の取り組みを知ってもらういい機会。他地域の取り組みも勉強して魅力ある給食を作っていきたい」と話した。向山さんは「普段と違い、人目のあるところでの調理なので緊張はしますが楽しんできたい。地場産のおいしさをアピールしてきます」と話していた。
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