相乗りタクシーで函館山へ、ロープウェイ点検で運休
update 2013/10/16 09:58
函館山ロープウェイが法定点検で運休するのに合わせ、函館観光コンシェルジュセンター(函館市東雲町、遠藤浩司社長)は、相乗りタクシーを運行する。マイカーが規制される期間の交通渋滞緩和を目的とした実験的なサービスだ。同社では「観光客に多くの選択肢を提供することも観光地としてのサービスのひとつ」と話している。
函館山ロープウェイの点検期間は10月16〜29日の2週間。そのうち、最も交通渋滞が見込まれる18、19、25、26日の4日間については午後4時から同9時までマイカー規制を実施する。
往復の相乗りタクシーを運行するのはこの4日間。時間は同4時15分〜同8時45分で、規制と同時間帯。山麓駅前に乗り場を設置し、利用者が4人となった時点で、山頂に向けて出発する。山頂で夜景を30分間楽しんでもらった後、山麓駅に向かう仕組み。
今回はタクシー会社3社が協力。登録旅行業者の資格を持つ同社の旅行企画という位置付けで、料金は1人1200円(3歳未満は無料)。ロープウェイの往復普通運賃(1160円)とほぼ同額にした。同社の小林功事業部長は「バスの混雑が嫌で、普通のタクシーも高いと感じる人がターゲット。個人客が増加しており、一定のニーズはある」とみている。
問い合わせは同社(電話0138・26・0300)へ。
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