「ふっくりんこ」デビュー10年 米袋デザイン一新 おにぎりも発売

update 2013/10/12 10:17


 道南ブランド米「函館育ちふっくりんこ」のデビュー10周年を迎え、JA新はこだて(畠山良一組合長)は、2013年産の新米から袋デザインを一新した。コンビニエンスストアのおにぎりにも採用され、実需者の評価も高まっている。

 ふっくりんこは03年に市場デビュー。10周年を記念して同JAはパッケージ(5キロ、10キロ入り)を6年ぶりに大幅リニューアルした。オレンジを基調とした旧デザインに比べ、新デザインは高級感のある黒を採用。専門部会「函館育ちふっくりんこ蔵部(くらぶ)」(木本勉部会長=知内町)の組織名を前面に出した。

 新デザインは、デザイン7案を提示して生産者らによるアンケート結果で、最多得票を獲得。次の10年に向かって、蔵部の生産者が作ったコメを差別化する狙いだ。

 一方、サークルKサンクス(東京)は9月10日から、道内194店舗で、函館育ちふっくりんこを使った「すじこおにぎり」(145円)を販売して好評。蔵部としておにぎりの商品化は初めてで、包装には蔵部マークも。同JAは「おにぎりは目にする機会が多い商品なので、蔵部の認知度が高まってほしい」(米穀課)と期待する。

 同蔵部は、独自基準を設定しタンパク含有率6・8%以下を基本とする。同課の三浦治係長は「地元で愛されてきた銘柄。今後も、生産者の気持ちを継承しながら消費者においしいコメを提供したい」と話している。

提供 - 函館新聞社


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