立派なリーキできた 道南農試が研究 最終年度
update 2013/10/11 10:23
【北斗】道総研道南農試(北斗市本町)は10日、試験圃(ほ)でリーキ(西洋ネギ)の収穫を行った。研究は最終年度となり、土から重量感あるリーキが次々と顔を出した。
道南で盛んな長ネギの技術を応用できる新作物として、同農試が2011年度から3カ年計画で研究。細淵幸雄、植野玲一郎両研究主任が中心となり、今年は約2eに約2000本を植えた。
職員、パート約10人が分担し、手で丁寧に引き抜いた後、水洗いして汚れを落とす作業をした。食用となる根元の白い部分が20a、直径が4aほどあり、市場流通する輸入品と比べても遜色がないという。
植野さんは「今年は病気が少なく収量も高いようだ。十分に太くて長いリーキがとれており、輸入品と対抗できる」と話す。
煮込み料理などに使われる食材だが、国産はほとんど流通していない。道南で生産を拡大し、輸入品との置き換えを目指す。
提供 - 函館新聞社
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