新幹線テーマに企業誘致や観光 児童がアイデア

update 2013/10/8 10:13


 【北斗】2016年3月開業予定の北海道新幹線をテーマにした総合的な学習の時間「新幹線サポータープロジェクト」に取り組む市渡小学校(高野雅文校長、児童88人)の6年生17人が4日と7日の授業で、市職員を講師に迎え、新駅前の企業誘致やきじひき高原の活用について考えた。どちらも市が開業を見据えた重要施策としており、児童の視点でユニークなアイデアが出された。

 4日の授業は市水産商工労働課の企業誘致担当職員、村田貴一さんを迎えた。児童は4グループに分かれ、駅前に来てほしい店やレジャー施設を話し合い、駅南口の見取り図に書き込んでいった。

 後半はグループごとに検討内容を発表。各グループともディズニーランドや有名な温泉施設、レジャー施設、映画館、人気アニメのショップが出され、「動物の触れ合い広場」や、記念撮影ができる「写真館」も。「おじさんたちも遊べるように」とゴルフ場を提案する意見もあった。

 安田憂(うい)さん(11)は「ジブリ館を誘致してほしい」、阿部華名さん(12)は「地元の人もここに来た人も楽しめる駅前になってほしい」と期待を膨らませた。

 児童のアイデアに村田さんは「皆さんの意見をぜひ参考にしたい。地元に来てほしいと心から思って」と呼び掛けた。

 7日は観光課の出口一美さんら3人が講師に迎え、きじひき高原の活用構想を検討。前半は同高原内をバスで巡り現地調査した。匠の森公園で自然散策をした後、大沼や市内を一望できるパノラマ展望台に向ったが、あいにくの霧模様で絶景の眺めは見られなかった。

 学校の戻った後、早速グループに分かれ、活用策を話し合い、「巨大すべり台」「ジェットコースター」「牛の乳しぼり体験」などの意見を出し合った。

提供 - 函館新聞社


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