森に太陽光発電所 道内初地元資本メガソーラー

update 2013/10/5 10:04


 【森】岩島商店(岩島隆幸代表)が町姫川に整備を進めていた「ハピネスひまわり太陽光発電所」の完成式が4日、同発電所で行われた。同発電所は道内初の地元資本によるメガソーラーで、発電された全量を北電に売電する。

 日照時間が年間1700時間以上で、気温が安定しているなどの条件を満たすことから、同社所有の約8万8220平方bの土地に縦99a、横195aの太陽光発電パネル3840枚を設置。パネル容量は1メガh以上で、年間発電量の想定は一般家庭が消費する電力の約310世帯分に相当するという。今年6月に着工し、総工事費は約3億6000万円。

 完成式には関係者35人が出席。岩島代表は「人と人とのつながりのおかげで完成させることができた。自然再生エネルギーで地域に貢献していきたい」とあいさつした。玉串をささげるなどの神事を行った後、オープニングセレモニーとしてテープカットを行い、電流変換装置を起動させて送電を開始した。

 また、発電状況はリアルタイムで監視できるといい、今後は同社が管理、運営を行う。岩島代表は「森町が有事の際には電力を提供したい。子どもたちに施設を見学してもらい、クリーンエネルギーの大切さを伝えられれば」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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