いけすイカ 全国へ ゆうパック発送開始
update 2013/10/2 10:09
函館市漁協(橘忠克組合長)は1日、いけすイカのチルドゆうパックでの全国への発送作業を始めた。海水温が高く、いけすイカの十分な量が確保できないと見越し、今季は当初開始予定の9月から10月に延ばした。
9月9日から10月11日まで注文を受け、これまでに約6500ケース(9月26日現在)を受理。発泡スチロール箱6匹入り(約1・2`)で、3300円(送料込み)。
初日は、しけのため出漁した船が少なく、2隻分18個の発送にとどまった。同漁協は「海が穏やかだとイカは揚がる。昨年のようにお客さまを待たせることはないと思う」という。
函館漁港で作業した函館駅前郵便局長の庄司直紀さん(55)は「受け付け開始から1週目は昨年を上回る注文数があったので、お客さまが待っていてくれた証し。水温が下がり、魚影も見られるようなので、全隻出漁できれば1日400〜500ケースを発送できそうだ」と話す。
市農林水産部によると、市水産物地方卸売市場(豊川町)でのスルメイカの9月取扱量は、前年比34%減の537d。6〜9月の取扱量も同27%減の2156dとなっており、秋漁の盛り返しに期待がかかる。
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