大衆食堂「たつみ」 無休営業7000日
update 2013/9/26 10:02
地元市民や観光客に親しまれている函館市東川町の大衆食堂「たつみ」が25日、無休営業7000日を迎えた。店主の山田正勝さん(72)は「振り返ってみるとあっという間だった。従業員や家族の支えがあったからこそできたこと」と感謝する。
「いらっしゃい!」―。のれんをくぐると「昔ながらの定食屋」の雰囲気を持つ店内に山田さんの威勢の良い声が響く。
1973年に開店。ボリューム満点のメニューと店主の気さくで明るい接客に学生をはじめとする地元市民のほか、観光客にも多くのファンをつくった。
無休営業の始まりは19年前。山田さんが腰を痛めて半年ほど店を休業した際、「いつお客さんが来ても迎えられる店」にしようと決意。再開後は、1日も休むことなく営業を続けている。山田さんは「病気もしないで健康でいられるのはしっかりご飯を食べているから。お客さんにもたくさん食べて元気でいてもらいたい」と話す。
目標は無休営業1万日。そして、達成後は店を休んで年賀状などのやりとりがある全国各地のお客さんのところを旅行で回りたいという。山田さんは「そのころには80歳を超えている。そのためにも元気でいないといけないな」と笑顔を見せた。
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