旧相馬邸ライトアップ 市民の意見募集
update 2013/9/26 10:01
函館市地球温暖化対策地域推進協議会(松原仁会長)は、伝統的建造物「旧相馬邸」(元町33)のライトアップにかかわるアンケート調査を実施している。電球色、昼白色の2種類の発光ダイオード(LED)照明による印象の違いなど、建物の写真を公開し、広く市民からの評価を募集している。
従来の照明器具より6〜7割ほど消費電力の少ないLED照明を使用して、ライトアップ効果や夜景への影響などを調査することを目的にした実証実験。8月下旬には同協議会関係者らによる事前評価を実施している。
照明は、旧相馬邸の正面玄関と隣接する洋館、蔵付近に設置。現在は電球色の照明を使用して、日没から午後9時半ごろまでライトアップしている。閉館後の夜間は敷地内に入ることはできないが、昼白色の照明に切り替える10月16日はライトアップ鑑賞デーとして開放を予定し、現地でアンケートを実施する。
同協議会のホームページや旧相馬邸では、電球色(A案)、白色(B案)照明での建物外観と、函館山から撮影した様子の写真を公開。質問はライトアップから受ける印象として▽歴史的か、現代的か─といった違いや、夜景に与える影響についてなど。
同協議会事務局の市環境総務課は「多くの人に評価をしていただき、他施設でLED照明を導入する際の参考意見としたい。照明を切り替える際には現地に足を運び、アンケートに協力してもらいたい」としている。
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