開業イベントチーム新設 北海道新幹線
update 2013/9/20 09:54
函館市は10月1日付で、北海道新幹線開業に向けたイベントプロジェクトチームを企画部内に新設する。2016年3月の開業を見据えた対応をより強化する狙いで、16年度までの期間限定で置く方針。
新設のプロジェクトチームは部長職1人、課長職1人と担当主査2人の計4人体制。道や周辺自治体、地元経済界などと連携して、主に市内で行われる開業イベントの企画や運営を専門的に行う。部長職には小林良一企画部計画推進室長兼新幹線対策室長(53)を参事1級として昇格させる方針で、20日に内示する。
新駅の駅名問題や、江差線五稜郭―木古内間の第三セクター鉄道などを担う既存の市新幹線対策室は残し、後任の政策推進室長兼新幹線対策室長には湯浅隆幸企画部企画管理課長(52)が昇格する見通し。同室と合わせると、新幹線関連の担当職員は9人に増える。
市によると、全国的な傾向として新幹線の開業前年には観光客が大きく落ち込む傾向が見られる上、道新幹線開業の前年には北陸新幹線の長野―金沢間が開業を予定で、観光面で厳しい状況が予想される。年度途中の設置について市総務部は「少しでも早く、開業に向けて、準備を整えておく必要がある。来年度にはプレイベントが予定され、開業時、開業後のポイントごとに行っていきたい」としている。
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