来月13日に市電運転体験会、技能試験を初企画

update 2013/9/18 09:59


 函館市企業局交通部は10月13日、「鉄道の日」(10月14日)を記念した市電運転体験会を駒場車庫で開く。今回は初の試みとして、実際の運転士資格を取得するのに必要な距離や速度感覚、制動動作といった技能試験を導入。同部事業課は「過去に参加経験のある人にも、より深く楽しんでもらえる」と参加を呼び掛けている。

 運転体験会は道外からの参加者やリピーターも多い人気企画。8000形車両を使用して、講習実施後に駒場車庫構内で100メートル区間を3回、運転できる。過去に5回以上参加した人は講習を免除し、5回の乗車が体験できる。

 初企画の技能試験では、速度計を見ないで時速を推定する「速度観測」や前方の目標物までの距離を推定する「距離目測」など4項目で評価を実施。ブレーキの試験で使用する衝動計は、厚さ6〜13ミリの金属板8枚が並ぶ計測器で、制動時の衝撃が大きいほど、多くの板が倒れる仕組みで、滑らかな操作ができているかを判定する。

 午前9時、午後1時の2回開催。中学生以上で、参加費は1人5000円。定員は各回15人。運転体験証明書や5回目の参加者には運転士見習の名刺、100周年記念グッズなどの記念品を用意。

 往復はがきに郵便番号、住所、氏名、年齢、生年月日、性別、電話番号、希望する部、過去の参加回数を記入し、〒042・0935 函館市駒場町15の1 函館市企業局交通部「市電運転体験係」へ郵送。または、同部ホームページからも応募できる。締め切りは今月30日(必着)。問い合わせは同部事業課(電話0138・32・1730)へ。

提供 - 函館新聞社


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