子ども歌舞伎2年ぶり公演 名演技に750人喝采
update 2013/9/16 10:24
道南の子どもたちが本格的な歌舞伎を演じる「第十回記念公演函館子ども歌舞伎」が15日、函館市民会館大ホールで開かれた。大人顔負けの会心の演技で、訪れた750人の観客を魅了した。
2年ぶりの公演。出演者は小学1年から社会人までの34人で、主宰する函館の歌舞伎役者、市川団四郎さんの指導の下、大舞台に向けて稽古に励んできた。
序幕「一谷嫩軍記 須磨浦の段」は源平合戦での悲劇を描いた物語。戦いに敗れた平家の若き武将、無官太夫敦盛を今井義聖君(函館的場中1年)、源氏の熊谷次郎直実を森英志君(函館湯川中3年)が表情豊かに熱演した。恒例の「白浪五人男」には今回が初舞台となる5人が登場。声高々と見えを切る子どもたちの姿に会場から惜しみない声援と拍手が送られた。
このほか、舞踊を中心とした「義経千本桜」、同歌舞伎座の卒業生たちも出演した「男の花道」が演じられた。
提供 - 函館新聞社
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