青森・道南の特産品ずらり イトーヨーカドー初の取り組み
update 2013/9/12 10:34
道南と青森県の特産品を紹介する「津軽と道南の物産・観光フェア」が11日、イトーヨーカドー函館店(美原1)で始まった。青森県の業者も参加した催事で、2016年3月の北海道新幹線開業を見据えた取り組みだ。開業を2年半後に控え、青函連携に向けた動きが目立ってきた。
同店はこれまで道南の食と観光のブランド化を図ろうと、渡島総合振興局や桧山振興局と協力し、物産フェアを開いてきたが、道新幹線開業をにらんだ取り組みは今回が初めてという。
今回、青森県から出店したのは青森市物産協会のアンテナショップ「アイモリー」と、リンゴを使った菓子で有名なラグノオささき(弘前市)の2店。
アイモリーは昔懐かしい津軽飴や土産品の定番ねぶた漬、南部せんべい、アップルジュースなどの人気商品を並べた。一方、ラグノオささきは「気になるリンゴ」や「パティシエのリンゴステッィック」といった菓子のほか、焼きたての商品も販売している。
同物産協会の當麻洋さんは「物産展は青森のことを知ってもらういい機会。ぜひ手に取ってもらいたい」と話していた。会場ではそのほか、北洋堂(松前町)のお城最中や乙部町のゆり最中、するめ塩辛なども。道南、青森の観光をPRするため、各地の観光パンフレットも配布している。
開業を見据えた青函連携では、函館、青森、弘前、八戸の4市が3月に広域観光圏形成を目指して新組織を設立したのをはじめ、金融機関、商工会議所同士の連携など動きが活発化している。
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