恒例の野だて 練習に熱 西高茶道部14日、公会堂で開催
update 2013/9/12 10:33
函館西高茶道部(丹羽桃子部長、部員16人)は14日、旧函館区公会堂(元町11)で野だてを開く。毎年大勢の市民が訪れる恒例の催しで、部員たちは「多くの人に楽しんでもらいたい」と真剣な眼差しで練習に励んでいる。
同部は現在、1年生と2年生8人ずつの計16人で活動。公会堂での野だては4年前に初めて開かれ、大好評だったことから、継続して開いている。同部にとっては年間行事の中で最も大人数の前で所作を披露する一大イベント。生徒たちも「緊張するけどやりがいがある」と毎年楽しみにしている。
昨年の野だてを経験した丹羽桃子部長(16)は「先輩たちは大勢の前で普段の練習成果を発揮していてすごいと思った」と振り返り、「自分たちもよいおもてなしができるよう頑張りたい」と気を引き締める。
9日の放課後も校内の作法室では「お点前」を練習。互いに気になった点を指摘し合いながら手順を確認した。2年の川原木美月さん(16)は「外国の方も多いので、国境を超えて茶道の魅力を知ってほしい」と語り、1年の斉藤寧々さん(15)は「いろいろな人と交流したい」と意気込んでいる。
14日は午後1時から同3時まで公会堂前庭で実施する。定員は先着200人で整理券(同日午後0時45分から同所で配布)が必要。問い合わせは旧函館区公会堂(電話0138・22・1001)まで。
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