世界料理学会が閉幕
update 2013/9/11 10:00
第4回世界料理学会(実行委主催)は最終日の10日、函館国際ホテルで道南産食材見本市のほか、講演や分科会を開催して閉幕した。見本市では、ガゴメコンブなど道南の優れた食材を国内外の一流料理人らにPRし、ブランド化や販路拡大に向けて手応えをつかんだ。
見本市は昨年に続いて2回目で、渡島総合振興局と桧山振興局が主催。学会との連携は初めて。渡島、桧山管内の37の生産者や加工業者が出展。がごめの滴(函館)、王様しいたけ(七飯)、活締めブリ(函館)など自慢の食材が並び、シェフらと交流しながら売り込んだ。
函館市昭和の「新鮮野菜ばんば屋」では、スイーツや和食にも色を添えるフルーツほおずきや、カラフルなミニトマトを出し、福島町黒米生産会は、天然のサプリメント「黒米」を世界に向けてアピール。ばんば屋の滝花真姫子さんは「普段はあまり見掛けない商品だと思うが、この機会に多くの人に知って食べてもらいたい」と話していた。
講演した7人のうち、フレンチレストラン、ラ・リヴィエール(函館)の佐々木宏次シェフが「器のチカラ〜タラ料理に彩りと楽しみを」と題し、学会テーマであるタラの魅力や、タラを使ったムニエルプロバンス風の調理法を紹介。「タラは捨てるところがないと言われ、いろいろな料理を楽しめる」と強調したほか、料理を一層引き立てる器の大切さを話した。
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