バル街10年 節目もにぎやか
update 2013/9/10 10:05
10年20回の節目を迎えた「函館西部地区バル街」(実行委主催)が8日、函館市の西部地区で開かれた。同地区の飲食店をスペインの伝統的な立ち飲み居酒屋「バル」に見立て、ピンチョス(つまみ)や酒をはしごして楽しむ、恒例のイベント。72店が出店し、市内を中心に全国からも大勢が訪れ、にぎわった。
節目を記念し、午後3時から市地域交流まちづくりセンターで記念セレモニーが行われた。はじめに深谷宏治代表が「函館とスペインの良いものが融合したバル街をこれからも続けていきたい」とあいさつ。続いてスペイン大使館のサンティアゴ・エレロ・アミーゴ文化参事官が「函館からスペイン料理が広がったことを喜んでいる」と感謝。工藤寿樹市長も「バル街を一層、発展させてほしい」と願った。最後は3人で乾杯し、節目を祝った。
同地区一帯は、家族連れや友人同士のグループがチケットとマップを手に各店を巡り、食べ歩きを楽しんだ。「きものdeバル」も行われ、和服姿の女性が多く見られた。
午後6時からはアクロス十字街前のスペースで、恒例の振る舞いサービスが行われ、長い列ができた。深谷代表らが生ハムやワインを配ったほか、函館チーズの会あるばーじゅも提供。9、10の両日に開かれる世界料理学会に参加する国内有数のシェフもサービスに参加して盛り上げた。
市内在住の瀬川一恵さん(41)は「毎回楽しみにしているイベント。節目に参加できて良かった。夜の西部地区はなかなか来ないので、いつもいい機会だと思っている」と話していた。
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