北斗の4団体そろって全国切符 北海道吹奏楽コンクール

update 2013/9/10 10:04


 【北斗】札幌コンサートホールKitara(キタラ)で5〜8日に開かれた第58回北海道吹奏楽コンクールで、北斗市から出場した上磯小、久根別小、上磯中の吹奏楽部と上磯吹奏楽団がそろって全国大会出場を決めた。いずれも道コンクールの常連チームだが、4団体そろっての道代表は例がなく、市内は快挙に沸いている。

 小学校の部の上磯、久根別の2団体は10月12、13の両日、富山市芸術文化ホールで開かれる東日本学校吹奏楽大会に、中学校の部の上磯と一般の部の上磯吹奏楽団は同19〜27日に福岡サンパレスや名古屋国際会議場で開かれる全日本吹奏楽コンクールにそれぞれ出場する。

 上磯小の東日本大会出場は2年連続5度目で、旧全日本コンクールを含めると8度目の道代表となる。久根別小は3年ぶり5度目。上磯中は初めての道代表。上磯吹奏楽団は4年ぶり3度目の出場を決めた。

 快挙に、北海道吹奏楽連盟副理事長で、上磯吹奏楽団の高橋徹団長は「このような結果を夢見て吹奏楽の普及、振興を図ってきた。コンクールを見据えて毎年継続してきた演奏発表会の成果が実を結んだ」と話す。

 市教委の永田裕教育長は「このたびの3校成果は他校にも元気を与えるはず。子供たちの頑張りと指導に当たった先生に敬意を表します。上磯吹奏楽団の出場も見事で、小学校から社会人まで教育活動の場があることを素晴らしく思います」とコメント。

 成果に対し、市教委は対外競技の補助要綱に基づき、3小中学校の部員160人分の宿泊費、交通費約1300万円と楽器の輸送費を負担する補正予算案を開会中の第3回定例市議会に追加提案する考えで、高井茂昭学校教育課長は「明るい話題。全国でもぜひ頑張ってほしい」と話している。

 3小中学校顧問のコメント

 上磯小顧問の高橋聡教諭 地区大会から音楽も心も成長した。児童は応援した方に応えるべく一生懸命演奏した。

 久根別小顧問の日登晶子教諭 6年生を中心に一生懸命練習に取り組んでくれた成果。全国では上を目指し堂々と演奏できるようさらに練習を積んでいきたい。

 上磯中顧問の中條淳也教諭 生徒はすごく集中していて気迫あふれる演奏をしてくれた。自分でも感動した。

提供 - 函館新聞社


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