「グルメサーカス」開幕
update 2013/9/8 10:33
函館市とゆかりのある国内外の都市の自慢の味が集結する「はこだてグルメサーカス」(実行委員会主催)が7日、大門グリーンプラザと函館朝市で開幕した。食欲をそそるにおいに誘われ、大勢の人でにぎわいを見せている。8日まで。
大門会場には市内をはじめ、開港5都市や姉妹都市などのブースが並び、道南各市町は朝市会場に集結。スイーツやおかずなど、さまざまな味覚がそろい、来場者はお目当ての味を探して楽しんでいた。
NHKの連続テレビ小説「あまちゃん」で話題の岩手県久慈市の郷土料理「まめぶ汁」のブースには販売開始前から行列ができた。市内本通の会社員室仁美さん(32)は「最初に『まめぶ』を食べようと決めて来場した。スープもちょうど良いおいしさで、また食べたいと思う味ですね」と話していた。
また、函館と青函圏観光都市会議を構成する青森県の青森、弘前、八戸3市は相互プロモーション事業として、それぞれの味覚や観光の見どころをPRした。
青森市からは、しょうが味噌おでんや味噌カレー牛乳ラーメンなどが出店。同市新幹線交流推進対策室の相馬康宏主査(40)は「祭りシーズンは終わったが、10月中旬には八甲田の紅葉など散策にもいい季節。ぜひ足を運んで」と話す。
弘前市は在来のトウガラシ「清水森ナンバ」と岩木高原豚を使い、今夏誕生した「ひろさき豚辛焼」が県外初出店。同市国際広域観光課の石岡和仁主事(30)は「これからリンゴの季節。10月には函館からも直通列車が走る。秋の弘前も楽しんで」と話した。
八戸市からは名物「せんべい汁」や今年指定された「三陸復興国立公園」の種差海岸を紹介。同市まちづくり文化スポーツ観光部の在家秀則次長(57)は「三陸から元気を届けたいと思っている。4市が連携しながら、多くの人にPRしていきたい」と話していた。
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