函館大谷学園 整備事業が完成 教育保育の連携実践へ 21日に記念式典
update 2013/9/7 10:12
学校法人函館大谷学園(鍛治1、黒萩裕理事長)が、2009年度から5カ年計画で進めていた総合整備事業が完成した。大谷高の校舎・武道館の新築のほか、松前認定こども園、港保育園、おおたに認定こども園(14年4月開園予定)をいずれも新設して短大附属施設を拡大。21日にホテル函館ロイヤルで、短大創立50周年と兼ねて完成の記念式典と祝賀会を開く。
08年の学園創立120周年を機に、少子化時代の生き残り戦略として打ち出した。整備期間は09〜13年度で、総事業費は約16億円。
大谷高の校舎・武道館は耐震化に対応して新築、今年3月に完成した。新設した短大附属の松前認定こども園(12年4月開園)、港保育園(13年4月開園)に続き、今年7月には市内本通2から移転した大谷短大附属幼稚園・保育園が完成、14年4月におおたに認定こども園としてスタートする。
短大附属の施設を増やすことで、子どもの人数を確保するほか、短大生の優良な就職先を確保でき、研究や実習の場としても活用できるメリットがある。短大、高校、幼稚園・保育園が鍛治1の敷地内にそろい、連携した教育・保育の実践を目指す。
事業完成により、1短大、1高校、2認定こども園、1幼稚園(大野幼稚園)、1保育園を擁する総合学園となり、同学園の藤野明信専務理事は「生き残るため、スケールメリットを最大限に生かしていきたい」と話している。
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