函商生 全国大会へ 商業高フードグランプリ出場権

update 2013/9/7 10:11


 函館商業高校(難波繁之校長、生徒589人)の生徒が商品開発のアイデアを出し完成したお菓子が11、12日に東京都で開かれる「商業高校フードグランプリ2013」(伊藤忠食品主催)の全国大会の出場権を得た。流通ビジネス科3年生6人が日本の食品メーカーなどに、自信作を紹介する。生徒たちは「函館をイメージした商品のコンセプトや特徴をしっかりアピールしてきたい」と意気込んでいる。

 同グランプリは商品開発を通じた教育と食育を狙いに、サントリーや味の素などの食品メーカー145店が出展するイベントの中で開催される。

 全国から商品開発部門に49チーム、商品アイデア部門に26チームが応募。予選を突破した代表校の中で、プレゼンテーション(発表)の内容や接客で順位が決まる。両部門の出場は全国でも同校のみ。

 商品開発部門には10校が参加。同校は昨年商品化された函館ブランデーケーキを出品する。道南産米のふっくりんこを使い、五稜郭をモチーフにした星型をデザインにいれたのが特徴で、リーダーの鈴木綾華さん(18)は「先輩の思いを受け継いで、異国情緒漂うブランデーケーキをPRしたい」と胸を張る。当日は試食を行うほか、プレゼンではクイズを出題するなど工夫する。

 一方、商品アイデア部門には5校が選出。同校は授業の一環で春から取り組んできた「函館100万jの夜景ゼリー」をプレゼンで紹介する。リンゴを使い、函館の地形をデザインに取り入れるなど、こだわりが詰まった商品だ。

 リーダーの鈴木愛さん(17)は「食べた時に函館が思い浮かぶようなお菓子が作りたかった。函館の夜景をたくさんの人に知ってもらいたい」と話す。

提供 - 函館新聞社


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