「黒米」PR看板を設置…福島町生産会

update 2013/9/6 10:13


 【知内】町観光協会(松崎永三会長)は、観光遊覧船と民宿(1泊2食付き)の料金が半額になる「道南の秘境・小谷石GOGOキャンペーン」を初企画した。11日まで(延長の場合あり)応募が可能で、12日から30日までの期間中に体験することができる。

 【福島】町特産の「黒米」をより身近に感じてもらおうと、福島町黒米生産会(佐藤貴之会長、会員9人)はこのほど、国道228号沿い町三岳の水田の一角にPR看板を設置した。佐藤会長は「見かけた人が少しでも興味を持って、購入してもらう機会が増えてくれれば」と話している。

 生産会による黒米(きたむらさき)の生産は2007年に始まり、昨年は町の助成で育苗ハウスを新設。今年は生産性が向上したことで当初目標としていた作付面積1fを達成した。

 栄養価の高い食品として認知度が高まっている黒米。ミネラルや抗酸化成分「アントシアニン」などが豊富に含まれている。白米と一緒に炊くと赤飯のように赤く色づくのが特徴で、ほのかな甘みが楽しめる。町はブランド化推進に向け、黒米のパッケージ改良やレシピをホームページなどで公開し、一層の販路拡大を狙う。

 看板は同生産会のメンバーがスギの間伐材を有効利用し製作。大きさは高さ2.7b、横1.8b。黒米のPR文とともに、生産の流れを写真などを使って紹介している。

 収穫は9月末から10月初旬の予定。黒米は渡島管内のコープさっぽろやインターネットでも販売されている。詳しくは町役場農林課(TEL0139・47・3001)へ。

提供 - 函館新聞社


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