ソバ畑で優雅な舞 松前神楽奏上
update 2013/9/2 10:05
【福島】福島町の秋の風物詩として知られる「千軒そばの花観賞会」(千軒そば生産会主催)が1日、千軒地区のソバ畑で行われた。可憐な純白のソバの花に囲まれた舞台では、道南に伝承される神事芸能「松前神楽」が奏上され、優美な雰囲気に多くの来場者が魅了された。
特産品と伝統芸能を織り交ぜたイベントは今回で12回目。心配されていた天候も快晴とまではいかなかったが、会の開催を祝うかのように雨も上がり、約100人が来場した。
ソバの花で一面が埋め尽くされた畑の中央には特設の舞台が設営され、町松前神楽保存会(常磐井武典会長)のメンバーが五穀豊穣の「福田舞」など6座を奏上した。みこ姿の女子2人が扇を手に麗しい舞を披露すると、「ようそろう(良き候)」という大きな掛け声が上がっていた。
10月下旬にも香り豊かな新ソバが味わえるという。
提供 - 函館新聞社
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