函館商工会議所 松本会頭、続投
update 2013/8/30 10:35
10月末で1期目の任期満了を迎える函館商工会議所の松本栄一会頭(73)が、続投する意向を固めた。10月末に開かれる臨時議員総会で正式決定する。松本会頭は「次期会頭を育てる3年にしたい」と述べ、副会頭人事について、複数の若手経営者の起用を念頭に、現職4人のうち2人程度を交代させる方向で調整作業に入った。
松本会頭は高齢を理由にいったんは後継候補の選定に乗り出したが、就任要請を固辞されたことや周辺の説得もあり、続投を決断した。「将来の函館を担うトップを育てる責任があり、2016年3月の北海道新幹線新函館開業に向け、しっかりと体制を整える」と意気込みを語った。
また、副会頭人事については「次期会頭候補であり、行動力やリーダーシップのある人材を起用する」とし、複数の若手経営者に対して就任を打診する考えを示した。若手起用に伴い、現職の副会頭は2人程度交代させる方針。松本会頭は「一気に役員の若返りを図りたい」と述べた。すでに調整作業に入っており、9月中旬をめどに新体制の陣容を固める意向だ。
松本会頭はホンダカーズ南北海道の会長。2010年に会頭に就任し、現在1期目。「南進政策」を掲げ、函館企業の本州進出を後押しているほか、新幹線開業に向けた青函連携にも力を入れている。
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