工藤市長、トラブル相次ぐJRに苦言「安全意識もう一度構築を」

update 2013/8/28 10:13


 函館市の工藤寿樹市長は27日の定例会見で、出火や脱線事故などのトラブルが相次いでいるJR北海道について「会社として安全に対する意識をもう一度構築してもらいたい。車両の点検整備、線路、路盤を維持する体制を整えるよう函館支社を通じて市も要望している」と述べた。

 JR函館線では7月6日の特急北斗の出火事故をはじめ、大雨に伴う路盤の流出、貨物の脱線事故などが続いている。工藤市長はGLAYライブやお盆時期など観光繁忙期に運休が重なり、朝市関係者をはじめ、観光業への影響があるとし「函館駅で乗客の皆さんが不満を抱いている様子が報じられ、函館のイメージを損ないかねない」と述べた。

 また、北海道新幹線開業に伴い、JRから経営分離される江差線(五稜郭―木古内間)の第三セクター運営に向け「JRから車両や線路を譲り受けることになるが、経費がかさむようではたまったものではない。3セクの路線としてだけではなく、北海道の物流にかかわる路線であり、JRには折々申し上げていく」とした。

提供 - 函館新聞社


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