旧北高の解体工事本格化
update 2013/8/27 10:13
2007年に閉校した旧函館北高校(日吉町4)校舎の解体工事が本格化している。跡地は函館市が整備する日吉多目的グラウンド(仮称)として生まれ変わる。同窓生らは青春時代を過ごした校舎への思いをめぐらせながら、新たなにぎわいの場として期待を寄せている。
校舎は鉄筋コンクリート造3階建て。1964(昭和39)年から2007年3月まで北高校として使われ、旧函館東高校と統合した市立函館高校(柳町)の仮校舎にも使われた。
先週から校舎内部で作業を行っていた中、26日から部室棟を皮切りに本格的な解体を開始。11月末までに校舎や体育館などを解体する。跡地にはサッカー・ラグビー兼用コート2面、フットサルコート3面を備えた多目的グラウンドを整備し、15年8月の供用開始を目指す。
北高同窓会会長の丹羽健三さん(1期生)は「2年の時に千代台町の仮校舎から移転し、和気あいあいとした雰囲気だった。学校を自分たちの手で作ってきた気持ちが強かった」と懐かしむ。
昨年8月のイベント「北高祭ファイナル」の実行委員長も務め「みこし行列や夜のフォークダンスを最後に実現できて良かった。校舎がなくなるのは残念だが、跡地が再利用されるのはうれしい」と話した。
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