来月から函館でブックシェアリング
update 2013/8/27 10:12
函館圏フリースクール「すまいる」(庄司証代表)と北海道国際交流センター(HIF)は、家庭に眠っている本を学校や児童館などへ無償提供するブックシェアリングを9月から始める。道南では初の試み。庄司代表は「子どもたちがじかに本に触れられるような環境を作っていきたい」と力を込める。
ブックシェアリングは、家庭や企業などで読み終えた図書を集め、クリーニング・整理した上で、必要とされる施設などに再分配する仕組み。道内では札幌市の北海道ブックシェアリングを先駆けに釧路などで行われている。
函館市内では読み聞かせなど本に関する活動が活発だが、児童の読書率は低いという。庄司代表が札幌の活動を知り、「経済的な問題から本が読めない子もいると思う。子どもたちが気軽に本を読めるような場を提供したい」と活動を決めた。
9月から家庭で不要になった絵本と児童図書の回収を始める。クリーニング後、同センターに並べて興味ある本を自由に持ち帰ってもらったり、本を必要とする家庭や機関に届けたりする。
本の受け付けは同スクールと同センター。対象は絵本と子ども向けの文庫本、単行本など。ボランティアスタッフも募集している。問い合わせは函館圏フリースクール「すまいる」(TEL080・4349・6463)へ。
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