ハワイアンコンサート2年ぶり開催へ フラの魅力感じて
update 2013/8/23 09:59
市内でフラダンス教室を主宰する村木小百合さんと夫でハワイアンバンドのバンドマスター、永親さん(74)らが出演する「ハワイアン・ハウオリ・コンサート」が9月1日、旧函館区公会堂(元町11)で開かれる。毎年恒例だったコンサートは昨年、永親さんが大病を患ったため中止に。2年ぶりとなる開催に村木さん夫妻は意気込んでいる。
コンサート名に付けられた「ハウオリ」はハワイ語で「幸せ」を意味する。「ご覧になった方が少しでも幸せになり、明日からも頑張ろうという気持ちになってほしい」(小百合さん)との願いが込められたコンサートは、毎年旧函館区公会堂で開かれ、人気を博してきた。
しかし昨年8月、永親さんが倒れ、コンサートは中止に。命の危険がある大病だったが、手術が成功し、9月には無事退院。その後は自宅療養を続けた。今年に入り、徐々に音楽活動に復帰。永親さんは「向上心はあるが、気負いはなくなった」と自身の変化を語る。2年ぶりとなる公会堂コンサートについては「妻の踊りの表現をサポートするため、集中が必要。いつもより緊張する」とほほ笑んだ。
コンサートには「村木永親とエリマスターズ」、カプア村木フラダンススタジオのメンバーら約35人が出演予定。古典フラから現代フラまでバラエティーに富んだ演舞などを披露する。さらに昨年暮れから今年にかけて結成された七飯町のフラダンスサークル「パパラプレ」とウクレレサークル「リオナ」が初舞台を踏む。
本番を10日後に控えた22日、小百合さんが主宰するフラダンス教室では教え子の子どもたちが熱心に練習を続けた。小百合さんは「生徒たちが1年間頑張ってきた集大成をぜひ見に来てほしい」と話している。 当日は午後2時開演。コンサート観賞の場合は入場無料(要整理券)。問い合わせは村木さん(TEL0138・57・9482)まで。
ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。