東山小「見守り隊」発足 登下校時に自宅玄関で声掛け

update 2013/8/22 10:44


 函館東山小(須藤由司校長、児童485人)は、子どもの登下校の安全確保に向けて「子ども見守り隊」を発足させ、19日から活動を始めた。登録した会員(隊員)が、登下校時に自宅玄関前に出て声掛けをする珍しい試みで、恒常的に児童の安全・安心を高める。

 これまでは、学期の始まりに期間限定でPTAや教員が中心となって見守り活動を行ってきたが、児童を見守る目を増やし、年間を通じて途切れることなく安全・安心な登下校につなげる。2学期の始業日からスタートさせた。

 同校によると、現在90人が登録しており、東山町会(阿部岩男会長)、山の手町会(門口一廣会長)、鍛治町会(及川敬一会長)、PTA、教員で構成。隊員の目印としてスクールカラーである緑のバンダナを、首にまいたり、手に持って振ったりして笑顔で「おはよう、いってらっしゃい」「お帰り、気を付けてね」などと声を掛ける。

 登録は無料で、各町会に呼び掛けて随時受け付ける。通学児童の有無にかかわらず、ボランティアで協力してくれる人を募っている。須藤校長は「隊員100人が目標。児童が地域と触れ合う機会にもなるので、長く続けたい」と期待を込める。今後、地図上で会員宅が把握できるようにし、少ない通学路のてこ入れも検討していく。

 阿部会長(71)は「登下校時の事件・事故はいつ起こるか分からない。地域の子どもは地域全体で守ることが重要で、全面的にバックアップしたい」と話す。

 問い合わせは同校PTA事務局(電話0138・53・5531)へ。

提供 - 函館新聞社


前のページにもどる  ニュースをもっと読む


ご注意:
●掲載している各種情報は、著作権者の権利を侵さないよう配慮の上掲載されるか、又は、各情報提供元の承諾の元に掲載されています。情報の閲覧及び利用については「免責事項」をよくお読み頂いた上で、承諾の上行って下さい。
●掲載中の情報の中には現在有効ではない情報が含まれる場合があります。内容についてはよくご確認下さい。

ページ先頭へ

e-HAKODATE .com
e-HAKODATEは、函館市道南の地域情報や函館地図、旅行観光情報、検索エンジンなど、函館道南のための地域ポータルサイトです