GLAYファンで「満席」 7月の函館空港乗降客数
update 2013/8/16 10:16
函館空港事務所がまとめた7月の函館空港の乗降客数は、前年同月比12・1%増の15万5415人で、6カ月連続で前年を上回った。函館出身の人気ロックバンドGLAYの野外ライブが開かれた27、28日の前後は羽田線を中心に各路線とも満席となり、「GLAY効果」が表れた格好だ。
国内線は、同9・6%増の14万3762人で4カ月連続で前年同月を上回った。2日間で約5万人を動員したGLAYの野外ライブでは多くのファンを運んだほか、JRA(中央競馬)の函館長期開催も重なり、各路線とも好調。函館―羽田線は同7・1%増の10万4428人。人数にして約7千人増えた。
日本航空函館支店では「コンサート2日前の25日から満席。帰りは30日まで続いた」。全日空函館支店も「GLAYはもちろん、団体旅行の利用が好調。函館競馬の長期開催の効果は大きい」とした。
函館―中部線は同9・5%増の1万687人。一方、函館―関西線は同4・3%減の1万913人だった。3月末に運航を再開した日本航空の函館―大阪伊丹線(1日1往復、50人乗り)は利用を徐々に伸ばしており、7月は2677人。搭乗率は86・4%と好調に推移している。
国際線は、台湾の2社による函館―台北線のみで1万1653人。前年は定期便が大韓航空の函館―仁川線(現在は運休中)しかなかったため、同1・5倍に増えた。
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