ペシェ・ミニョンがシンガポールに直営店
update 2013/8/14 10:26
函館市内の菓子製造販売のペシェ・ミニョン(中沢美樹社長)は、9月中旬にシンガポールに直営店「ペイストリースナッフルス」を開店する。初の海外進出で、年内には同国に2号店を出店し、海外展開を加速させる考えだ。
同社は函館や札幌などで8店を展開。チーズオムレットなどの商品が人気を集めている。商品は海外でも高い評価を得ていたことから、海外進出のタイミングを見極めていた。
北海道ブランドの食は東南アジアで人気を集めており、需要が見込めると判断。シンガポール進出の理由を「物流網が充実しており、同国を中心に周辺に情報発信が可能」と説明。販路を拡大させていく計画だ。
6月にシンガポールに現地法人を設立。海外進出の拠点とする。出店するのは中心部にある大型ショッピングセンターで、日本からはユニクロやダイソーなども入店している。2号店が入るショッピングモールは現在建設中だが、年内のオープンを予定。
商品ラインアップは人気のチーズオムレットやチョコレートケーキなど。冷凍で輸送するため、製法を改良し品質劣化防止を実現した。
シンガポールの2店舗の初年度の売上目標は2億円。今後も香港や台湾、フィリピンなどにも進出を検討しており、同社は「海外展開を加速させ、5年後には海外店舗の売り上げを10億円まで増やしたい」と意気込んでいる。
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