姥神渡御祭、江差熱気

update 2013/8/11 10:11


 【江差】姥神大神宮渡御祭は祭礼2日目の10日、風情ある歴史的建造物が並ぶ「いにしえ街道」などで下町巡行が行われた。

 早朝からの断続的な小雨と曇り空から一転、午後からは夏空が広がった江差町。午前中に大神宮前に集結した13台の山車は、優雅な祭りばやしを奏でながら巡行開始を待った。正午すぎには、猿田彦命を先頭とする大神宮のみこし行列が出発。続いて中歌町の「蛭子山」を先頭に山車行列も巡行を始めた。

 はんてんや羽織姿の参加者は、街道沿いの街並みを巡り「結構なお祭りです」とあいさつ。家人からご祝儀や酒、料理のもてなしを受けた。午後8時すぎには、豪華絢爛(けんらん)な灯火の山車が、愛宕町商店街に集結。祭りばやしと威勢のよい掛け声で熱気に満ちた。

 巡行を終えたみこしを大神宮の拝殿に納める「宿入之儀(しゅくいれのぎ)」もあり、たいまつの炎を先頭にみこしが石段を駆け上がる勇壮な姿に盛んな拍手が起きた。

 祭礼最終日の11日は午前11時20分ごろから上町巡行を行う。午後10時ごろには新地町の繁華街に山車が横一線に並び、最大の見せ場を披露する。

提供 - 函館新聞社


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