児童 鐘鳴らし冥福祈る…長崎原爆忌
update 2013/8/10 10:19
【七飯】町大沼町の景雲寺(鈴木公英住職)は9日、長崎の原爆忌に合わせ、同寺で「平和追悼の鐘」を鳴らした。地域の児童36人が集まり、犠牲者の冥福を祈った。
鐘は法要の始まりを知らせる喚鐘として使われていたが、戦時中の金属不足で国に引き渡された。武器などの材料には使用されず、2007年に七飯消防署の倉庫で発見され、返還されたという。同寺では毎年、子どもを招き、鳴鐘を行っている。
この日は、平和への願いを込め、大中山保育所から折り紙で作ったひまわり、藤城保育園から千羽鶴が鈴木住職に手渡された。黙とうをささげた後、子どもたちは原爆投下時刻の午前11時2分に合わせ、力いっぱい鐘を打ち鳴らしていた。
宮武楓河ちゃん(6)は「大きな音が出た。みんな仲良く平和になって」と笑顔で話していた。
提供 - 函館新聞社
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