ビニールハウスで永遠の愛誓う
update 2013/8/9 09:53
【北斗】北斗市茂辺地の農業、宗山幸夫さん(51)のトマト栽培用のビニールハウスで8日、次女の麻実さん(25)と原茂さん(36)の結婚祝賀会が開かれた。今年2月までウエディングプランナーとして東京の会社で勤務していた麻実さんが企画し、同級生や地域住民らも準備に協力。アットホームな結婚式に出席者約80人も感激に浸った。
茂さん、麻実さんは仕事を通じて知り合い、昨年春に交際を始めた。麻実さんの誕生日に茂さんがプロポーズしたという。
式場のハウスは、白いバラの花などをあしらった飾り付けが施され、バージンロード用の赤いカーペットが敷かれた。
午後5時半すぎに人前式が行われ、新郎の茂さんが入場した後、新婦の麻実さんが幸夫さんとともに入場。セレモニーに続き、「2人一緒にいる幸せに感謝をし、共に生きていくことを誓います」と誓いの言葉を述べ、指輪の交換、誓いのキスを交わした。
続く披露宴では、新郎、新婦が幸夫さんの運転するトラクターに乗って入場。出席者も料理を味わいながら2人を祝福した。麻実さんが子どものころから愛着のある地元の菓匠一福で作ったウエディングケーキで入刀セレモニーが行われた。
麻実さんは「自分の原点の場所で結婚式を挙げることができてとてもうれしい。宗山家らしいアットホームな式になって良かった」と笑顔。茂さんも「地元の温かさに感動です」と話し、幸夫さんも「ジーンときました。幸せです」と感無量。
麻実さんの同級生で、結婚式の準備に当たった菊地望さん(25)も「すてきな結婚式。かかわることができてうれしい」と感激していた。
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