車内で映画満喫…市電シネマ
update 2013/8/8 10:39
貸し切りの市電車内で映画を観賞する「市電シネマ」が7日夜、函館市駒場町の駒場車庫を発着点に行われた。超低床電車「らっくる号」に約20人が乗車し、映画を楽しんだ。
北海道ユニバーサル上映映画祭実行委(島信一朗代表)の主催事業の一つで、2007年から毎年開催している。
上映したのは、南医療生協(名古屋市)の医療や介護の活動を追ったドキュメンタリー映画「だんらんにっぽん」(小池征人監督)で、実行委が11月に開催するユニバーサル上映映画祭函館上映会でも観賞する作品。
出発前に同実行委の橋本和幸さんが、今年、函館市電が100周年を迎えたことを紹介しながら「ゆっくり観賞してください」とあいさつ。電車は午後6時半に駒場車庫を出発し、谷地頭、函館どつく前停留場を経由する約2時間のコースを運行した。
車内には視覚障害者向けの音声ガイドの担当者を配置し、画面に出てくる情景や出演者の動きを説明。参加者は電車に揺られながら映画を楽しんでいた。
提供 - 函館新聞社
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