幻の駅「天ノ川」へ、無料シャトルバス運行へ

update 2013/8/6 10:14


 【上ノ国】列車は止まらないが、モニュメントとして人気の「天ノ川駅」に立ち寄るシャトルバスが9〜18日、初めて運行される。一日3便のうち2便が天ノ川駅を通過する列車も見られるように調整。関係者は「地元の魅力を全国に発信したい」と期待している。

 シャトルバスは、函館と上ノ国の沿線のまちおこしに携わる「北海道夢れいる倶楽部」が企画。来年5月のJR江差線木古内―江差間の廃線決定を受けて愛好家の利用が増す中、「天ノ川駅を通過して、さらに列車が通過する景色を見たい」という声に応えようと立案した。

 バスはすべて臨時列車に接続する形で、1便はJR江差駅前を午後2時半に出発。2便は湯ノ岱駅前を同3時44分に、3便が湯ノ岱駅前を同4時45分にたつ。到着地はいずれも湯ノ岱駅前。

 1・3便は、天ノ川駅前を列車が通過する様子を見学できる。各コースには湯ノ岱温泉もあり、同温泉で開催中の江差線の特別展(写真や特別列車の看板)も楽しめる。

 シャトルバスの利用は無料だが、自費で温泉に入浴するか食堂の利用を条件とする。各便、先着で座席定員は38人。また14日のみ、2便目が上ノ国町役場近くの「エゾ地の火まつり会場」まで延長運行する。

 問い合わせは同倶楽部(TEL080・8291・0156)へ。詳細は同倶楽部の公式ホームページでも確認できる。

提供 - 函館新聞社


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