生活保護受給者が減少 4月の函館 昨年8月以来
update 2013/8/3 10:13
函館市がまとめた4月末現在の生活保護状況によると、保護者数は前月比153人減の1万3031人で昨年8月以来の減少に転じた。1000人当たりの保護者数も、同0・5ポイント減の47と1年ぶりに前月を下回った。
全体の保護者数と1000人当たりの保護者数は、ともに3月まで7カ月連続で過去最多を更新していた。保護世帯数も4月は同26世帯減の9491世帯となった。
市生活支援第1課によると、例年4月は受給世帯の子どもが学校を卒業し就職するなどして、減少する傾向にあるという。
また生活保護相談件数も4月は本庁舎分が前年同月比63件減の67件となった。同課は「毎年4月は相談が多いが、新たに保護を求める人が減っているためでは」と推測。ただ「受給者の減少は一過性の可能性もあり、今後の推移を見守りたい」と話している。
厚労省によると、全国の保護世帯数も4月は5年ぶりに前月を下回った。改行 道内全体の1000人当たりの保護者数は31・5(1月現在)。同月の函館市(47・3)は道内で釧路市(55・3)の次に多い。全国中核市41市中では最も高い水準となっている(4月時点の比較)。
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