HAC三沢線が就航
update 2013/8/2 10:03
北海道エアシステム(HAC、札幌)は1日、函館―三沢線の運行を開始した。函館経由で丘珠と三沢空港を結ぶ定期路線で、函館―三沢間の所要時間は30分。同社は水産加工など青森県太平洋側地域のビジネス客などの需要を見込み、当面11月までの運航を予定している。
使用機材は36人乗りのプロペラ機。7月1日に丘珠―三沢間の直行便が就航しており、1カ月間の搭乗率は75%と当初見込みを上回っている。函館経由便就航により、丘珠―三沢間は1日2往復、丘珠―函館間は1往復減便の1日5往復となった。
函館からの初便は整備に伴う機材繰りで30分の遅れ。丘珠―函館間は満席で、35人が函館で降り、函館から24人が搭乗。復路は三沢から乗った27人のうち、23人が函館で降りて、函館からの32人と合わせて満席で丘珠に向かった。
函館空港で行われた就航初便出発式には、荒川裕生道副知事をはじめ、函館近郊の首長、経済界関係者らが出席。工藤寿樹市長は「官民挙げて路線の利用促進に全力で取り組みたい」とあいさつ。HACの田村千裕社長は「函館と北東北は地縁や血縁が強く、地域の期待を感じている。ビジネス、観光の利便性が向上する」などと述べた。
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