地域と共にあすへ、道南福祉ねっとがグループホーム開所式
update 2013/8/1 10:17
【七飯】社会福祉法人道南福祉ねっと(本部・七飯町本町4、成田孝四郎理事長)が、本町4に建設していた「グループホーム(GH)明日へ」が完成し、同所で7月31日、開所式が行われた。同法人の町内10棟目で、受け入れ人数は最多の7人。GHとしては全国でも珍しい、刑務所出所者らの一時的な宿泊所も併設。1日にオープンする。
施設は木造モルタル造り2階建て、延べ220平方b。全個室で10室のうち、7室をグループホームとケアホームとして利用。残る3室のうち、1室が法務省の緊急的住居確保・自立支援対策に基づく「自立準備ホーム」で、出所者らが仕事や住居が見つかるまで生活を支援。あと2室は緊急時のグループホーム、ケアホームとして使う。
民有地を購入し、5月に着工、7月に完成した。事業費は約4500万円。成田理事長は「受け入れはどんな人でも断らないがモットー。地域のあらゆるニーズに応えたい」と開設理由を説明する。
式には約40人が出席し、中宮安一町長が「地域になじめるよう行政も支援したい」と祝辞。成田理事長ら6人がテープカットして祝った。管理者を兼ねる西本愛総合施設長が「私たちの未来が詰まったホーム」と謝辞を述べ、地域と共に歩む決意を示した。
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