道内外の骨董一堂に
update 2013/7/21 10:55
【北斗】道内外の骨董(こっとう)品業者9社が集まった「大雑小物市」が20日、北斗市本町の意冨比(おおひ)神社境内で始まった。古民具や家具、生活用品などが並び、物珍しさもあって会場はにぎわいを見せている。
函館市人見町の骨董佐賀井の呼び掛けで企画。地域住民にも古民具などが骨董品として扱われることを知ってもらおうと開いた。佐賀井豊孝さん(60)は「捨てられてしまえばそれで終わりだが、誰かの手に渡れば、また何十年と使ってもらえるかもしれない。捨てる前に声を掛けてもらえれば」と話す。
会場には、明治期の佐渡箪笥(だんす)、手動式のかき氷期、人形、陶器といったさまざまな商品が並ぶ。本州からは岩手県と埼玉県の業者が参加し、江戸後期の浮世絵など道内では出てこない珍しいものも。来場者は店主との会話を楽しみながら、熱心に品定めをしていた。
佐賀井さんは「その時々のブームがあるが、大正ロマン、昭和レトロといった懐かしさを感じるものは根強い人気がある。今後も北斗市内で年1〜2回は開催したい」と話していた。21日は午後4時まで。
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