参院選きょう投開票
update 2013/7/21 10:54
第23回参院選は21日に投票、即日開票される。道選挙区(改選数2)に立候補した6人は、TPP(環太平洋連携協定)交渉参加の是非、原発政策、憲法改正のほか、安倍政権の経済政策「アベノミクス」の影響などを争点に、17日間にわたる舌戦を終えた。自公の政権奪回後初めての国政選挙で、衆参で多数派が異なる「ねじれ国会」が解消されるかどうか、有権者の審判が下される。(参院選取材班)
道選挙区に立候補したのは、届け出順に民主党現職の小川勝也氏(50)、幸福実現党新人の森山佳則氏(46)、自民党現職の伊達忠一氏(74)=公明推薦、共産党新人の森英士(つねと)氏(35)、みんなの党新人の安住太伸(たかのぶ)氏(43)、新党大地新人の浅野貴博氏(35)の6人。
小川氏は4選に向け、安倍政権への批判とともに、原発ゼロやTPP反対を主張。海江田万里代表も函館入りして支持を求めた。
3選を目指す伊達氏は、アベノミクスの継続とともに財政出動の必要性を強調。衆参ねじれ解消による政権の安定を訴えた。
森氏は自民党への対抗姿勢を打ち出し、消費増税反対や大間原発建設反対、TPP反対を主張。雇用安定や賃上げも訴えた。
安住氏は消費増税の凍結を主張。TPP交渉には賛成の立場で、農産物の輸出で強い農業を作ると主張している。
浅野氏は選挙戦期間中に2度道南入りし、TPP反対や増税反対、原発ゼロを主張。35歳の若さもアピールした。
また、森山氏は憲法9条改正や増税反対を訴えた。
期間中は各党の大物議員が函館入りしたほか、インターネットでの選挙運動解禁を受け、各党ともネットを活用して支持を訴えた。投票は21日午前7時から午後8時までで、渡島の福島、知内、木古内、八雲、長万部の各町で、桧山は江差以外の6町で投票終了時刻を早める。
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