「益田喜頓賞」に函館のピアニスト類家唯さん
update 2013/7/20 10:08
函館市文化・スポーツ振興財団は19日、本年度の「益田喜頓賞」に、函館のピアニスト類家唯さん(28)が実行委代表を務めた昨年11月の公演を選出したと発表した。意欲的な舞台作りや企画の創造性が評価され、類家さんは「初めてのリサイタルだったが、やったかいがあった」と喜んでいる。
同賞は函館出身の喜劇俳優、故喜頓さんの功績にちなみ1999年度に創設。過去1年間に市民会館、芸術ホールで行われた優れた舞台芸術公演を対象としている。
昨春留学先のドイツから帰国し、故郷・函館を拠点に精力的に演奏活動を続ける類家さん。今回の受賞公演「第1回函館音楽祭〜類家唯ピアノリサイタル/函館音楽祭記念オーケストラ演奏会」では、在籍した京都市立芸大などでの幅広い人脈を生かし、国内で活躍する若手演奏家を集め、チャイコフスキーの難曲「ピアノ協奏曲第1番」などを披露。来場者700人超を魅了し、今後も新しい人材として活躍が期待されると評された。
類家さんは「周囲の支えがなければ実現しなかった公演。偉大な賞に身が引き締まる。10月の第2回公演でも皆さんに喜んでもらえる舞台にしたい」と話している。
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