スルメイカ漁場予測 北大・齊藤教授がマップ開発

update 2013/7/19 09:47


 北大大学院水産科学研究院の齊藤誠一教授(衛星海洋学)が、スルメイカ漁場予測図を開発しインターネット上で提供を始めた。3日先まで予測マップを見ることができる。来週からは漁協へのファクス配信も始まる予定だ。

 「計測・予測」をテーマにした函館マリンバイオクラスターの研究成果。  津軽海峡と道南日本海・太平洋の漁場の地図上に、イカがいる確率が高い場所を表示。また、3日先までの水温、塩分、流れ(水深2b、22b、50b)の予測図も閲覧できる。

 ネットのほか、函館渡島いか釣漁業協議会にメールで画像を送り、同協議会が予測図を14漁協にファクスで送る。水温、塩分、流れ(同20b、50b)も同時にファクスし、漁業者が漁場探索する際に活用してもらう。  海洋研究開発機構(ジャムステック)や京都大の協力を得て、北大が数値計算して予測図を作る。

 夜間可視衛星画像によるイカ漁船分布と、予測図を見比べて精度を検証中。齊藤教授は「漁場に直行しやすくなり、燃油代の節約につながる」と話している。

 検索エンジンに「水産海洋GIS」と入れてクリックすると見られる。

提供 - 函館新聞社


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