函館空港 上半期 乗降客増67万3000人
update 2013/7/18 09:50
函館空港事務所がまとめた2013年上半期の函館空港の乗降客数は、前年同期比6・0%増の67万3841人となった。国際線は函館―台北便が利用者を大幅に伸ばしたほか、機材の大型化や今年3月に就航した函館―伊丹線も高い搭乗率を維持したことが要因。函館競馬が長期開催中で、GLAYのライブも控えていることから今後の利用増にも期待が高まっている。
上半期は、国内線、国際線とも前年同期を上回った。昨年上半期(63万5583人)より3万8258人増加した。国内線は前年同期比2・5%増の62万1164人。機材の大型化で輸送量がアップした羽田線は48万1031人と同2・1%増となった。
3月末に8年ぶりに再開した日本航空の大阪伊丹線(1日1往復、50人乗り)は、高い搭乗率で推移。6月は就航以来最高となる搭乗率90・4%を記録。同社函館支店ではビジネス客や個人旅行客での需要掘り起こしに力を入れており、「周知を図った成果」と強調し、「お盆、夏休み時期も期待している」と話す。
国際線は5万2677人と好調。昨秋に台湾の2社が相次いで定期航路を開設して以来、北海道や函館の人気を背景に利用者を増やしている。仁川線が運休中の大韓航空は、1月と5月に合わせて5往復しただけだった。
函館市港湾空港部は今後について「函館競馬のロングラン、GLAYのライブなど明るい材料が多く、下半期も利用者増に期待できる」と話している。
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