函館空襲68年で慰霊祭

update 2013/7/15 12:31


 函館空襲の犠牲者を追悼する第25回慰霊祭(函館空襲を記録する会主催)が14日、函館市船見町の称名寺で行われた。遺族や関係者約20人が参列、1945年7月14、15日、函館西部地区などが爆撃された空襲の犠牲者の霊を慰め、恒久平和を願った。

 同寺の須藤隆仙住職が読経する中、境内にある「第二次世界大戦函館空襲戦災跡地戦災者慰霊碑」の前で参列者一人一人が焼香し、手を合わせた。追悼の辞で浅利政俊代表(82)は「これからもこの日の重さを忘れず、未来を継ぐ子どもたちのために平和の受け皿をつくっていきたい」と誓った。

 空襲で父を亡くした千葉県在住の松本絹子さん(82)は「4年前から毎年この日に函館に戻って参列している。同じことが二度と起こらないよう祈っている」と話していた。

提供 - 函館新聞社


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