盆の入りで墓参り
update 2013/7/14 10:04
迎え盆となった13日、市内の墓地や寺院には墓参りの市民が大勢訪れた。墓地のあちこちで線香がたかれ、僧侶の読経が響く中、墓参りに訪れた人らは先祖らが眠る墓に向かって静かに手を合わせた。
8月のお盆が一般的だが、亀田地区などを除く函館市内では7月にお盆を迎える風習がある。この日は函館市東山町の東山墓園にも朝早くから墓参りの市民が詰め掛けた。
墓の前に立った人らは「今年もまた来たよ」などと語り掛け、先祖らに思いをはせた。水をかけて墓石を丹念に洗い、花や線香を供えていった。
市内の60代の男性は孫娘を伴い、先祖に近況を報告。「毎年欠かさず来ています。先祖の供養になれば」と話していた。
提供 - 函館新聞社
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