5月期決算、テーオー3期連続黒字
update 2013/7/13 10:08
木材・住宅販売、流通業のテーオー小笠原(函館市港町3、小笠原康正社長)は12日、2013年5月期連結決算を発表した。売上高は前期比11・1%増の356億1900万円、経常利益が倍増の5億1500万円で、純利益も倍以上の2億1200万円となった。3期連続の黒字で、昨年秋、傘下に収めた自動車ディーラー函館日産自動車が増収に大きく寄与した。
各事業の売上高は、木材事業が公共工事や設備投資の減少でフローリングの施工受注が減少したが、震災復旧の需要や一般建築資材の販売が増加し、売上高は同3・3%増の112億3100万円だった。販売力の強化を図った流通事業は、同1・0%増の163億8900万円。
新たな収益の柱と位置付けて買収した函館日産自動車の売上高は24億800万円で、全体の売上高増に寄与した。建設事業は、サービス付き高齢者住宅などの受注が増加し、同51・5%増の27億4800万円。住宅事業は分譲マンションの在庫が減少し、同15・0%減の15億6200万円だった。
今期は復活のための中期経営計画(3カ年)の最終年度で、売上高など目標を初めてクリアした。小笠原社長は「財務、企業体質ともに大きく変ぼうした。道南唯一の上場企業にふさわしい企業になりつつある」とした。次期の見通しは、売上高が380億円、最終利益は3億円と見込んでいる。
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