TPP即時撤退を、JA新はこだてが集会
update 2013/7/12 09:51
【北斗】政府のTPP(環太平洋連携協定)交渉参加を前に、JA新はこだて(畠山良一組合長)は11日、北斗市農業振興センターで抗議集会を開いた。役職員や農家ら約300人が参加、交渉から即時脱退することを強く求めた。
同JA独自の反TPP集会開催は初めて。23日の日本の交渉合流が迫り、「TPP反対!」と書かれた鉢巻きを締めて参加阻止へ決意を示した。
畠山組合長はあいさつで「TPPに参加すると、輸入農産物が押し寄せて農業が壊滅する。暮らしと命を危険に陥れるTPP参加に断固反対する」と表明した。
日本農業新聞の緒方大造論説委員室長が講演し「TPPの本質はグローバル資本による日本市場の争奪だ」と指摘した。
同JA青年部長の冨樫孝さん(36)が抗議声明を読み上げ「協定は一次産業のみならず、幅広い分野に影響を与える。TPPに不安を抱く多くの国民を裏切る暴挙だ。強い政治不信と憤りを覚え、断じて許せない」と批判した。頑張ろう三唱で気勢を上げた。
参院選道選挙区をめぐっては、道農協政治連盟が自民党候補を推薦・支持せず、同JAも自主投票とする。
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